現代美術作家、1ヶ月間Kavli IPMUで滞在制作


数学と理論物理学に関心の高い画家である野村康生 (のむらやすお) さんが、8月17日から9月11日までKavli IPMUにて滞在制作を行います。この成果報告展は10月の終わりに日暮里にあるギャラリーHAGISOおよび、柏キャンパス一般公開で行われる予定です。

居室での制作活動の様子は見学可能ですので、多くのKavli IPMU研究者の方の見学を歓迎します。野村さんは制作活動の傍ら、ティータイムとセミナーにも参加します。さらに、研究者を対象とした野村さんのウェルカムパーティー、ワークショップを開催予定です。

本プログラムの実施目的は多岐に渡ります。まず、研究者が、ものの見方や手の使い方といった芸術家が培っているある種の技術を、なんらかの形で自身の研究活動に生かすことです。また、芸術家の介在により、通常とは異なる形で研究者同士を結びつけることへの貢献です。一方、アーティストは Kavli IPMUで営まれているサイエンスを自らの方法で融合し、作品として結実させます。そして最終的に、こうした芸術とサイエンスの関わりの中で生み出された作品を展示の形で紹介することにより、一般講演会等とは異なる形で広く一般の方にKavli IPMUのサイエンスの一端に親しんでいただく機会とするものです。

イベント

  • 8/17(月), レジデンス開始
  • 8/24(月), 6pm ウェルカムパーティー@Piazza Fujiwara
  • 9/1(火), 16:00 オープンアトリエ@柏リサーチコンプレッスクス 311
  • 9/2(木), 4pm ワークショップ
  • 9/11(金), レジデンス終了
  • 10/23(金)-10/24(土), 柏キャンパス一般公開
  • 10/30(金)31(土) - 11/8(日), 展覧会@HAGISO

参考リンク

問い合せ先

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 広報担当 坪井あや
E-mail: press_at_ipmu.jp
*_at_を@に変更してください