11月3日, 第17回東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構・宇宙線研究所合同一般講演会「なみとつぶのサーカスー宇宙の超精密実験の現在」

2017年9月28日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)

 

2017年11月3日、東京大学本郷キャンパスの伊藤国際ホールにおいて今回で17回目を迎える東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)と宇宙線研究所(ICRR)との合同一般講演会「なみとつぶのサーカスー宇宙の超精密実験の現在」を開催いたします。お時間都合がつきましたらぜひご参集ください。


プログラム


13:00-13:45 

「重力波」アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディー

川村 静児 (東京大学 ICRR教授)

2015年9月、アインシュタインの残した最後の宿題「重力波」がついに検出されました。重力波は時空のゆがみが波として伝わる現象で、アインシュタインが1917年に予言していました。アメリカのLIGOがとらえたその信号の源は、多くの研究者が予想していなかったブラックホール連星合体。これまでの望遠鏡では見ることができなかった天体現象を観測する「新しい窓」が開かれた大発見です。今後は、重力波の観測により、これまでは見えなかった宇宙の姿、たとえば宇宙のはじまりなども見えてくるかもしれません。講演会では、重力波天文学の現状と今後について詳しく解説し、宇宙からやってくる重力波のメロディーをお聞かせします。


13:55-14:40 

「ニュートリノ」T2K実験で探るその性質と将来展望

マーク・ハーツ(東京大学 ICRR特任助教, TRIUMF研究所研究員)

ニュートリノは原子を構成する素粒子の1つで、軽くて動きが早く、宇宙に充満しています。検出が困難で、1930年に予見されてから初めて検出されるまで、26年かかかりました。ニュートリノの他の素粒子と異なった振る舞いは、自然法則をうかがい知るためのユニークな「窓」として機能しています。
本講演では、日本の東海岸に位置する東海村で生み出したニュートリノのビームを発射して、そこから295km離れたスーパーカミオカンデの検出器で検出する、T2K実験を紹介します。T2K実験の動機、実験の仕組み、物理学的に重要な実験成果の数々、さらに、日本におけるニュートリノ実験の将来展望、例えばハイパーカミオカンデと呼んでいる新しい実験についてもお話しします。

※英語による講演(同時通訳あり)


14:50-15:20 

対談「超精密実験の現在」 川村 静児 x マーク・ハーツ


15:20-16:00 

講師を囲んでティータイム


概要


タイトル: なみとつぶのサーカスー宇宙の超精密実験の現在
日 時:    2017年11月3日(金・祝)13:00~16:00(12:30開場)
会 場:    伊藤謝恩ホール(東京大学 本郷キャンパス)
     東京メトロ東大前駅(南北線) 徒歩15分,
     根津駅(千代田線) 徒歩15分,
     本郷三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線/都営地下鉄大江戸線) 徒歩10分
対 象:    中学生以上
参加費:    無料
定 員:    400名(応募多数の場合は抽選となります)
申 込:    応募フォーム (10月18日申込締切)
通 知:    応募多数の場合は抽選となります。決定の通知は10月20日頃にご連絡いたします。
主 催:    東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)・東京大学宇宙線研究所 (ICRR)
問合せ:    TEL: 04-7136-5981  Email: koukai-kouza_at_ipmu.jp( Kavli IPMU広報)
*_at_を@に変えてお送りください