2月28日 第6回 Kavli IPMU/ELSI/IRCN 合同一般講演会「起源への問い」

2021年1月15日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)

2021年2月28日、第6回目となる東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)と東京工業大学地球生命研究所(ELSI)との合同一般講演会「起源への問い」を開催いたします。昨年に引き続きまして、同じく東京大学のニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)とも共催です。

宇宙・地球・生命..その起こりはどのようなものだったのでしょう。私たちは歴史のなかで、たえずこの問いに向き合ってきました。
本講演会では宇宙・地球・生命の起源について、今どこまで解き明かされているかその最先端のサイエンスをわかりやすくお話しするとともに、起源を問うとはどういうことなのかという根源的な話題について、サイエンティストの対話を政治学者がモデレートします。

プログラム


13:10-13:30

講演1:

生命とは何か?どこから来たのか?

講師:藤島 皓介 (ELSI 准教授)

「 私達はどこから来たのか?」という生命の起源に関する問いは古くは紀元前から時代を超えて神話や哲学、芸術によって語られ現在は科学の文脈でその答えに迫ろうとしています。私達は40億年以上前に起きたであろう、地球生命の誕生と進化の歴史を直接再現することはできませんが、現在の生命から見えてくる普遍性からその起源の様相に迫ることが可能となりつつあります。生命の本質とは何かを考えつつ、その起こりがどのようにこの惑星で起きたのかについて皆さんと考えていければと思います。


13:35-13:55

講演2:

知性の源泉としての睡眠

講師:宮本浩行 (IRCN 特任准教授)

私たちは眠りとともに日々を生きています。かつては単なる不活動状態とみなされ犠牲にされがちだった睡眠ですが、生命・健康・脳機能にとって不可欠と考えられるようになりました。本講演ではヒト知性の基礎となる記憶や認知活動が睡眠によって維持・向上されている知見を紹介します。また睡眠は脳の発達をも促すと広く受け入れられていますが、必ずしもその根拠は明確ではないようです。私たちのマウスの実験的研究を交えながら解説します。


14:00-14:20

講演3:

素粒子の力学の起源と多様性

講師:渡利 泰山 (Kavli IPMU 准教授)

電子やクォークなどの素粒子が互いにどのように力を及ぼしあうか。その力学の「起源」を問うことができるのだということを、高分子と幾何学的対象の間の類似を通してお話します。その理解の先に、素粒子の力学にも多様性があり得るのかもしれないということが見えてきます。


14:25-15:10

座談会:

起源を問うとはどういうことか

モデレーター:中島岳志 (東工大 教授

起源を問うとはどういうことなのか。異なる領域で起源に迫る3名のサイエンティストの対話を政治学者がモデレートします。


概要

日 時:

2021年2月28日(日) 13:00-15:20

会 場: オンライン開催
主 催: 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)・東京工業大学地球生命研究所(ELSI) ・東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)
対 象: 高校生以上
参加費: 無料
定 員:

なし 

申 込:

ELSIによる講演会ホームページ(2月28日12:00締め切り)

問合せ:

03-5734-3163 / Email: pr*_at_elsi.jp(ELSI広報)
*_at_を@に変えてお送りください


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