6/24, 7/8, 英語で サイエンスカフェ・宇宙2017

2017年4月18日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)

サイエンスカフェとは、科学の専門家と一般の方々が、飲み物を片手に、科学について気軽に語り合えるコミュニケーションの場をつくろうという試みです。

毎年恒例、カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)と多摩六都科学館が主催する、「サイエンスカフェ宇宙」を、今年も6月24日(土)、7月8日(土)に開催します。今回、講義はすべて英語で行われ、通訳はつきません。

最先端の数学と天文物理に英語で触れてみませんか?楽しく語り合いましょう。広く皆様のご応募をお待ちしております。是非お申込み下さい。チラシダウンロードはこちら(PDF)

英語で サイエンスカフェ「宇宙」2017


日時:2017年6月24日(土) 14:00~15:30
会場:多摩六都科学館 イベントホール

「シャボン玉・時空・構造体」

講 師:William Donovan (Kavli IPMU 特任研究員)
対 象:中学生以上(*内容は高校生以上相当です。使用言語は英語で、通訳はありません。)
定 員:48名(応募多数の場合は抽選。)
参加費:無料(※別途多摩六都科学館入館料500円が必要。本イベントに参加する中高生は入館料も無料)

参加申込はこちら(多摩六都科学館ホームページ)から。【申込締切:6月12日(月)】

内容:
シャボン玉とアインシュタインの相対性理論をつなぐものはなんでしょうか?
答えは数学の”曲率ーどれくらい曲がっているかー”という概念です。シャボン玉の形は、表面の曲がり具合と押さえつける力についてのシンプルな方程式で表せます。一般相対性理論の方程式は、時空の曲がり具合と、質量とエネルギーとの関係を表しています。
本講演では、このことを考察するために、実際にシャボン玉で実験しながら、シャボン玉の驚くべき形を解説します。また同じ数学が、無駄のない構造と、渋滞の無い交通を生み出している様子もご紹介します。

講師略歴:
2014年よりKavli IPMU特任研究員。専門は数学。

 


日時:2017年7月8日(土)  14:00~15:30
会場:多摩六都科学館 科学学習室

「銀河の誕生・成長・死」

講 師:David Stark(Kavli IPMU特任研究員)
対 象:中学生以上(*内容は高校生以上相当です。使用言語は英語で、通訳はありません。)
定 員:48名(応募多数の場合は抽選。)
参加費:無料(※別途多摩六都科学館入館料500円が必要。本イベントに参加する中高生は入館料も無料)

参加申込はこちら(多摩六都科学館ホームページ)から。【申込締切:6月26日(月)】

内容:
今日、銀河は多様性に満ちています。ガスが満ち、活発に星形成を行っている銀河もあれば、燃料となるガスを失い数十億年前に星形成を止めてしまった銀河もあります。
では、何が原因となり銀河はこうした多様なふるまいをするのでしょうか?
本講演では、現在分かっている銀河の形成と成長のあゆみについて、銀河で星形成が引き起こされる要因、どう死を迎えて行くのかについて議論します。
こうした仕組みに関するわたし自身の最近の研究成果や、天体物理学者が未だ研究課題としている幾つかの謎についてもご紹介します。

講師略歴:
2015年よりKavli IPMU特任研究員。専門は天文学。


お問い合わせ:koukai-kouza_at_ipmu.jp(*_at_を@に変えてご連絡ください)