片山伸彦教授がKavli IPMUの副機構長に就任

2012年4月3日
カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

2012年4月1日付で、Kavli IPMUの副機構長に片山伸彦教授が就任しました。
片山教授はコーネル大学の上級研究員、高エネルギー加速器研究機構(KEK)助教授などを経て 2005年4月より2012年3月まで同機構の教授をつとめました。

高エネルギー物理学の分野、特にフレーバー物理学の研究を長年続けてきた片山教授は、 KEKにおいて小林・益川理論実証を目的としたBelle実験でのデータ解析システム、解析ソフトウェア 計算機環境の責任者として実験にかかわり、小林・益川両氏のノーベル賞受賞に貢献しました。また近年は観測的宇宙論の研究に取り組んでいます。

Kavli IPMUにおいては副機構長として村山斉機構長と共にKavli IPMUの運営にあたるとともに、 SuMIReプロジェクトへの参加などを通じてKavli IPMUの研究にも大きな成果をもたらすことが 期待されています。