2012年5月10日、東京大学柏キャンパスにてカブリ数物連携宇宙研究機構記念式典が執り行われました。
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は、米国カブリ財団の寄附による基金設立を受け、2012年4月より新たな名称で研究活動を行っています。本日、この新たなスタートを記念して、カブリ財団創立者であり会長のフレッド・カブリ氏、理事長のロバート・コン氏、機構設立と運営に尽力いただいた方々、関連の深い研究領域のカブリ研究所の所長らを招待して式典を開催しました。
式典では、村山機構長の式辞に続き、濱田東京大学総長がカブリ財団の寄附に対する感謝と、Kavli IPMUが大学内で永続的な機関となる事ができるための支援について話しました。カブリ会長は科学に対する支援を行うための財団設立に至った経緯について話しました。さらに来賓の方々の挨拶、記念品贈呈に引き続き、Kavli IPMU玄関前にて新名称を記した銘板の除幕式が行われました。
村山機構長、濱田総長、カブリ会長のスピーチの内容は当記事の英語版でお読みいただけます。
関連リンク
2012年2月8日記者会見 米国カブリ財団による基金設立および数物連携宇宙研究機構がカブリ研究所になることについて
2012年5月9日 カブリ財団会長フレッド・カブリ氏が野田総理大臣を表敬訪問
2012年5月10日 カブリ数物連携宇宙研究機構記念一般講演会「宇宙へみちびく」
