AAAS年次大会(2月12日〜16日、サンノゼ)に参加しました。

AAAS年次大会の主会場、サンノゼコンベンションセンター入り口AAAS年次大会の主会場、サンノゼコンベンションセンター入り口

Kavli IPMUは、世界トップレベル研究拠点プログラム (WPI) 各拠点及び文部科学省、日本学術振興会と共同で、2月12日から16日にかけて米国カリフォルニア州サンノゼで開催されたアメリカ科学振興協会 (AAAS) 年次大会に参加しました。

アメリカ科学振興協会 (American Association for the Advancement of Science; AAAS) は、世界最大の総合学術団体で、科学雑誌「サイエンス」を発行するなど、科学の発展と社会還元を目的としています。AAAS年次大会 は、 19世紀半ばから続いており、181回目に当たる今回は、「Innovations, Information, and Imaging」をテーマに、生命科学・物理学・工学・社会科学といった分野の研究者に加え、政策担当者やジャーナリストなどによるそれぞれの研究・活動内容についての発表がありました。例年アメリカ以外の数十か国からも参加者があり、参加者の内訳は、研究者、政府関係者、ジャーナリストなどです。

期間中、11日(水)、12日(木)には「シチズン・サイエンス2015」が開催され、研究者をはじめ、プロジェクトの責任者、教育担当者、ボランティアなど様々な立場の人が集まり60を上回るセミナー/カンファレンスにおいて"市民が参加する科学研究"についての情報を交換しました。また、14日(土)、15日(日)には参加費無料の「ファミリーサイエンスデイ」が開催され、家族連れや中高生も多数参加して、数々の科学イベントを楽しんでいました。

WPI9拠点と文部科学省は、ブース展示を行いました。WPIブースでは、各WPI拠点の最新の研究成果や、WPIの特徴である国際的、学際的な研究環境についての紹介を、WPIバッグ、ポストカード、パンフレット等を配布しながら行いました。WPIブースでは多くの来場者が各拠点のパネルやパンフレットをじっくりと見ていました。

次回のAAAS年次大会は2016年2月に米国ワシントンD.C.で開催されます。

ファミリーサイエンスデイのにぎわいファミリーサイエンスデイのにぎわい

WPIブースで来場者と対話するKavli IPMUの担当者WPIブースで来場者と対話するKavli IPMUの担当者

会場には参加型アート作品も会場には参加型アート作品も