王欣芃さんが Enrico Fermi Fellowship の第2期フェローに選出

2026年3月18日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI)

大学院生の 王欣芃 (Xinpeng Wang) さん (Credit: Xinpeng Wang)


東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI) で研究を行っている東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程1年の 王欣芃 (Xinpeng Wang, シンペン ワン) さんが Enrico Fermi Fellowship の第2期フェローに選出されました。

Enrico Fermi Fellowship は、ジョン・テンプルトン財団の資金提供を受けて時空量子センター (Center for SpaceTime and the Quantum) が運営しており、2024年に設立されました。理論と実験の両方で卓越した業績を残した物理学者の Enrico Fermi (エンリコ フェルミ) 氏の名前を冠し、基礎科学の課題に強い関心を持ち、理論と実験の両面で研究に取り組む意欲ある大学院生の支援を目的としています。

王さんは、中国の同済大学で応用物理学の学士号を取得し、重力波観測ネットワークの LIGO–Virgo–KAGRA で検出された重力波イベントの一部を説明できる可能性のある原始ブラックホールの個体群解析に取り組んでいました。現在もインフレーション、ダークマター、重力波といった文脈において初期宇宙に由来する検出可能な痕跡を探究することに焦点を当てて研究を行っています。王さんはフェローシップを通じて「暗黒宇宙の理論研究と現在及び将来の観測結果を結びつけ、現在の宇宙に関する課題を研究していきたい」と述べています。

 


関連リンク
王欣芃さんのプロフィール (Enrico Fermi Fellowship のページ)
Enrico Fermi Fellowship について