概要
数物連携宇宙研究機構(IPMU)は文部科学省世界トップレベル研究拠点形成促進プログラム(WPI)に採択されて東京大学をホスト機関として2007年10月に発足しました。2011年1月には東京大学国際高等研究所が設立され、IPMU はその最初の研究機構として認定されました。さらに、2012年4月には東京大学が米国カブリ財団による寄附を受けたことにより、カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)となりました。2021年4月現在、Kavli IPMUには約100名の常勤研究者が在籍しており、他機関に所属する連携研究者や大学院学生を含めると国内外約300名の物理学、数学及び天文学の研究者が研究を行っています。
沿革
2007年10月 | 数物連携宇宙研究機構(IPMU)として発足 / 初代機構長に村山斉氏 |
2008年3月 | IPMU発足記念レセプションとシンポジウムを開催 |
2008年6月 | プレハブ研究棟完成 |
2008年9月 | 神岡分室発足 |
2008年10月 | 外国籍研究者率5割超達成 |
2008年12月 | IPMUが2008年度の東京大学業務改革総長賞を受賞 |
2009年2月 | 神岡分室研究棟完成 |
2009年12月 | 研究棟完成, カリフォルニア大学バークレー校にIPMUサテライト設置 |
2010年2月 | 新研究棟完成記念式典 |
2011年1月 | 東京大学国際高等研究所の最初の研究機構として認定 |
2011年4月 | 第二総合研究棟が完成 |
2011年12月 | WPI中間評価でS (最高) 評価 |
2012年4月 | 米国カブリ財団による寄附を受けカブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)となる。 |
2012年5月 | カブリ財団関係者を招きKavli IPMU記念式典開催 |
2013年12月 | Kavli IPMUが2013年度の東京大学業務改革総長賞を受賞 |
2014年4月 | 「宇宙のダークサイド (浜松ホトニクス) 寄付研究部門」を設置 |
2015年3月 | WPI拠点として2017年から5年間の支援延長を受けることが決定 |
2015年10月 | 梶田隆章主任研究員がノーベル物理学賞を受賞 |
2015年12月 | Kavli IPMUが2015年度の東京大学業務改革特別賞受賞 |
2016年12月 | Kavli IPMUが2016年度の東京大学業務改革特別賞受賞 |
2017年10月 | 機構発足から10周年を迎える |
2017年12月 | Kavli IPMUが2017年度の東京大学業務改革総長賞受賞 |
2018年10月 | 第2代機構長に大栗博司氏が着任 |
2018年12月 | Kavli IPMUが2018年度の東京大学業務改革特別賞受賞 |
2020年12月 | Kavli IPMUが2019-2020年度の東京大学業務改革優秀奨励賞受賞 |