世界トップレベル研究拠点プログラム(WPIプログラム)は、文部科学省(MEXT)によって2007年度に設立されました。
このプログラムは、世界最高峰の研究者を中心に据えた世界レベルの研究センターを作るための重点的支援をおこないます。高い研究水準と卓越した研究環境を提供することによって、世界中から研究者を引きつける"世界に見える"拠点となることが期待されます。
日本学術振興会(JSPS)は文部科学省の委託を受けて、プロジェクトの選考と評価をおこない、国内のたくさんの大学と研究機関から寄せられた応募の中から5件を採択しました。IPMUの提案は選考委員会から高く評価され、「世界トップレベル研究者の集団が決意を持って取り組もうとする提案がなされた。若くてダイナミックで刺激的なWPI構想にとって、よい社会的イメージを与えるだろう。若くて発信力に優れ、注目を集め、活動的な拠点長は非常にプラスの点だ。」とのコメントがありました。また、委員会はホスト機関である東京大学を高く評価して、「ホスト機関と大学総長から強力で充実した支持が表明された」とも言及しました。思い切った拠点構想と大学からの強力な支援が提案採択の鍵となったと信じています。
世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム プロポーザル
- 拠点構想等の概要
- 拠点構想
- 拠点長のビジョン
- ホスト機関からのコミットメント
- Outline of Selected Projects and Comments by Program Committee
フォローアップ
その他の世界トップレベル国際研究拠点
- 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(Advanced Institute for Materials Research: AIMR)
- 物質-細胞統合システム拠点(Institute for Integrated Cell-Material Sciences: iCeMS)
- 大阪大学免疫学フロンティア研究センター(Immunology Frontier Research Center: IFReC)
- 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(International Center for Materials Nanoarchitectonics: MANA)
- 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(International Institute for Carbon-Neutral Energy Research: I2CNER)
- 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(International Institute for Integrative Sleep Medicine: IIIS)
- 東京工業大学 地球生命研究所(Earth-Life Science Institute: ELSI)
- 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(Institute of Transformative Bio-Molecules: ITbM)
- 東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構 (International Research Center for Neurointelligence: IRCN)
- 金沢大学 ナノ生命科学研究所(Nano Life Science Institute: NanoLSI)
- 京都大学ヒト生物学高等研究拠点(Institute for the Advanced Study of Human Biology: ASHBi)
- 北海道大学化学反応創成研究拠点(Institute for Chemical Reaction Design and Discovery: ICReDD)