「古典量子重力」誌の年間ハイライト論文に選出 --Domenico Orland, Susanne Reffert特任研究員--

2010年11月22日
数物連携宇宙研究機構(Institute for the Physics and Mathematics of the Universe : 略称 IPMU)

「古典量子重力(Classical and Quauntum Gravity)」誌の編集委員会はIPMU研究員であるDomenico OrlandoとSusanne Reffertの共著論文「ホジャバ・リフシッツ型重力理論の繰り込み可能性」を同誌の2009-2010年のハイライト論文の一つとして選びました。「古典量子重力」誌は重力と時空理論分野に関する物理学、数学及び宇宙論で由緒ある学術誌です。また古典重力理論や量子重力のすべての分野で世界をリードしています。

今回取り上げられた論文は、IPMUが強調する宇宙の謎を解明するための物理学と数学の融合が評価されたものといえます。また、ジャバ・リフシッツ型重力理論は最近IPMU研究者が盛んに取り組み、多くの実績を上げている分野でもあり、両研究者のますますの活躍が期待されます。