レーザーガイド星補償光学での遠宇宙観測が本格始動


2011年7月11日
数物連携宇宙研究機構(Institute for the Physics and Mathematics of the Universe : 略称 IPMU)

すばる望遠鏡に搭載されるレーザーガイド星補償光学装置が完成し、これまでよりはるかに広い天域で大気ゆらぎを補正し解像度を大幅に向上した観測が可能になりました。

大栗真宗特任助教らのグループはこの補償光学装置を用いて二重クエーサーSDSS J1334+3315を観測し、重力レンズを引き起こしている銀河を直接検出することに成功することで補償光学の効果を実証しました。

より詳しい情報については、すばる望遠鏡のホームページをご覧ください。