a work shop 基底で考える-科学・哲学・芸術

2019年12月25日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)

2020年2月24日、今年で4回目となる実験的なワークショップ「a workshop 基底で考える-科学・哲学・芸術」を多摩六都科学館において開催いたします。お時間都合のつく皆様、科学と芸術と哲学の重なる部分、そこにも重ならない部分について、ゆっくり一緒に考えてみませんか?


Speakers

戸田幸伸(Kavli IPMU 主任研究者)
東京大学大学院数理科学研究科博士課程にて学位取得後、2008年1月からKavli IPMU特任助教。同特任准教授、准教授を経て2017年4月から現職。同年7月から同教授(主任研究者と兼任)。2012年度幾何学賞、2014年度数学会春季賞、第11回日本学術振興会賞を受賞。専門は代数幾何学。

田口茂(北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)センター長)
ヴッパータール大学哲学科博士課程にて学位取得後、山形大学地域教育文化学部准教授、2012年4月から北海道大学大学院文学研究科准教授、2018年4月から同教授。2019年7月から現職(文学研究院教授と兼任)。著書に『現象学という思考』、『〈現実〉とは何か──数学・哲学から始まる世界像の転換』(西郷甲矢人氏との共著)など。専門は現象学、学際的意識研究、西田幾多郎・田辺元の哲学。

花岡伸宏(彫刻)
2006年に京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。近年の主なグループ展に「六本木クロッシング2019展 つないでみる」(森美術館、2019年)、「東アジア文化都市2017京都 アジア回廊現代美術展」(二条城、2017年)、「still moving @KCUA」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2015年)、「ユーモアと飛躍 そこに触れる」(岡崎市美術博物館、愛知、2013年)などがある。身の回りの物や木彫、既製品などを組み合わせた立体作品を主に制作している。

モデレータ:坪井 あや(Kavli IPMU)


テーマ

今回は、「日常とは異なった対象との触れ方について」をテーマとしています。
数学、及び美術は日常生活において触れるのとは異なったそして極端な形で対象を扱っているように思われます。両者においては、本質的に、あるいは先鋭的に、厳密に対象を扱っているように思われます。 一方で、日常生活における通常の対象の扱いには、何かが決定的に欠如しているようにも思われます。 言い換えれば、数学や美術において対象と触れるようなやり方で対象と触れることで得られるような何かに全く触れることができないことが普通である=社会実装されていないという状態は、人という種にとって本来普通であってはならないのではないでしょうか。
数学者と美術家に、普段触れている対象について実体験のお話を伺い、哲学者に対象という概念について人類がどのように考えてきたかを伺い、今日常生活において触れることのないこの欠如がどういうものなのかを考えます。

スタートポイント;
数学的対象と美術作品(作品の素材となるものも含む)を具体例としてその特徴を検討した上で、 思想史的に"対象/object"はどのように扱われてきたのかという視点から、人にとっての対象/ objectの射程を整理し、日常生活に欠けている視点を探ります。(坪井あや)


プログラム(暫定)

※プログラムの終了時間等変更の可能性がありますので予めご了承ください

10:00-10:15 オープニング
10:15-11:30 美術セッション*
11:40-12:55 数学セッション*
12:55-13:55 ランチ
13:55-15:10 哲学セッション*
15:20-16:35 討議**
16:35-16:50 クロージング

*各セッションの構成
 - スピーカーの話題提供(10-20分)
 - モデレーターによるヒアリングと他スピーカーによるコメント(40-50分)
 - QA&来場者同士の討議(15分)

**討議の構成
 - スピーカーの討議(60分)
 - QA&来場者同士の討議(15分)


概要

日 時: 2020年2月24日(月・祝)10:00~16:30
会 場:

多摩六都科学館 科学学習室
東京都西東京市芝久保町5-10-64

  • 西武新宿線 花小金井駅から はなバス田無駅行き6分 多摩六都科学館下車
  • JR 吉祥寺駅から 西武バス[吉64]花小金井駅行き30分 科学館南入口下車 徒歩7分 
  • 西武池袋線 東久留米駅西口から 西武バス[武12]武蔵小金井駅行き10分 新青梅街道下車 徒歩10分 ほか
主 催: 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構・多摩六都科学館
対 象: 18歳以上
参加費: 多摩六都科学館 入館料
定 員: 48名

応募多数の場合は抽選となります。

申 込: 応募フォーム(多摩六都科学館; 締切:2/10 )
問合せ:

04-7136-5981 / Email: koukai-kouza_at_ipmu.jp(Kavli IPMU広報)
*_at_を@に変えてお送りください


Kavli IPMU ×(かける)コレクション とは

基礎科学/純粋科学に分類されるKavli IPMUの研究者と他分野の専門家との交流を試みるシリーズです。これまでのイベントはこちら