ダークエミュレーター

2020年3月4日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU


Kavli IPMU の高田昌広主任研究者と京都大学基礎物理学研究所の西道啓博特定准教授 (2015年4月から2018年12月まで Kavli IPMU 特任助教として所属。現在は Kavli IPMU の客員科学研究員を兼ねる) を含む共同研究チームの研究成果が、カブリ財団ニュースに取り上げられました。研究チームは、国立天文台スーパーコンピュータ「アテルイ」及び「アテルイII」を用いて大規模な宇宙の構造形成シミュレーションを実行し、データベースを構築。さらに、データベースを分析するAIフレームワーク「ダークエミュレータ」を開発し、「任意の」宇宙モデルにおける宇宙の大規模構造の観測量を正確かつ高速に計算することに成功しています。

記事へのリンク
https://www.kavlifoundation.org/kavli-news/dark-emulator#.Xl9iuS3AO45
※ カブリ財団 (The Kavli Foundation) による英語記事です。

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