2021年の米サイモンズフェローに選出 -Alexander Kusenko 客員上級科学研究員と Christian Schnell 客員科学研究員-

2021年2月9日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
 


2021年2月4日 (米国現地時間)、米国サイモンズ財団は、2021年のサイモンズフェローを発表しました。選出者には、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の客員上級科学研究員を兼ねる カリフォルニア大学ロサンゼルス校の Alexander Kusenko (アレクサンダー・クセンコ) 教授と Kavli IPMU 客員科学研究員を兼ねる ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の Christian Schnell (クリスティアン・シュネル) 教授も含まれています。Alexander Kusenko 教授は、毎年一定期間 Kavli IPMU に来訪し、研究活動を行っています。一方の Christian Schnell 教授も2011年7月から2012年8月まで特任研究員として在籍しており、その後も Kavli IPMU に来訪して研究活動を行うなどしています。


サイモンズ財団フェローは、James Simons 氏と Marilyn Simons 氏夫妻により科学と科学教育を支援することを目的として1994年に設立されたサイモンズ財団による研究者支援の枠組みの一つです。米国もしくはカナダの大学でテニュアポジションを持ち、数学もしくは理論物理分野において優れた業績を挙げている研究者に授与されます。そして、選出された研究者は、大学のサバティカル期間を1学期分から1年分に延長でき、財団の支援を受けて長期間研究に専念することができます。Kusenko 教授は理論物理分野のサイモンズフェローに、Schnell 教授は数学分野のサイモンズフェローにこの度選ばれています。
 

詳しくは、サイモンズ財団の記事 (英語) をご覧下さい。
https://www.simonsfoundation.org/2021/02/04/2021-simons-fellows-in-mathematics-and-theoretical-physics-announced/


関連リンク
2021 Simons Fellows in Mathematics and Theoretical Physics Announced (サイモンズ財団の2021年サイモンズフェロー発表の記事, 英語)

Alexander Kusenko 氏のウェブページ (英語)

Christian Schnell 氏のウェブページ (英語)