Maria Mylova 特任研究員が2024年の Simons Emmy Noether フェローに選出

2024年5月7日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU, WPI)

 

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Maria Mylova 特任研究員 (Credit: Kavli IPMU)

2024年4月25日、カナダにある ペリメーター理論物理学研究所は、2024年の Simons Emmy Noether フェローを発表し、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU, WPI)の Maria Mylova (マリア ミロバ) 特任研究員が選出されました。


Simons Emmy Noether フェローシッププログラムは、理論物理学分野へも多大な影響を与えた数学者の Emmy Noether 氏の業績を称えたプログラムで、ペリメーター理論物理学研究所が米国のサイモンズ財団と連携することで、物理学および関連分野の若手から中堅にあたる女性研究者をサポートし研究を奨励しています。

このフェローシップへの選出について Maria Mylova 特任研究員 は下記のように述べています。
「過去の優秀な女性フェローの方々に続く形で、ペリメーター理論物理学研究所の Emmy Noether フェロー に選出され大変光栄です。このフェローシップは、物理学における女性の地位向上に向けた第一歩となる取り組みであり、今回の選出は研究者としての私のキャリア初期において極めて重要な期間となるでしょう。私は、ペリメーター研究所の尊敬すべきメンバーの方々や訪問研究者との出会いや共同研究をすることに胸を躍らせています。そして、創造的且つダイナミックな環境に身を投じることで、自身の研究活動をさらに前進させていくことを楽しみにしています。」

Mylova 特任研究員 は、このフェローシップへの選出により Kavli IPMU 特任研究員の所属のまま、今後2年間にわたってペリメーター理論物理学研究所に滞在し、研究を行うことができます。

 

関連リンク
2024年の Simons Emmy Noether フェローの紹介 (ペリメーター理論物理学研究所のページ)

Simons Emmy Noether フェローシップに選出された研究者の紹介記事  (ペリメーター理論物理学研究所のページ)

Simons Emmy Noether フェローシッププログラムについて  (ペリメーター理論物理学研究所のページ)