2024年6月13日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)
毎年恒例、カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)と多摩六都科学館が主催する、「サイエンスカフェ宇宙」を、今年も開催します。講義はすべて英語で行われ、通訳はつきません。
最先端の天文学と数学に英語で触れてみませんか? 広く皆様のご応募をお待ちしております。是非お申込み下さい(要申込・先着順)。
英語で サイエンスカフェ「宇宙」2024
日時:2024年9月22日(日) 14:00~15:30
会場:多摩六都科学館、イベントホール
「結び目から始める数学」
講 師:ディミトロ・マトヴィエイェヴスキ(Kavli IPMU特任研究員)
対 象:中学生以上(*内容は高校生以上相当です。使用言語は英語で、通訳はありません。)
定 員:40名(抽選。9/9締切。)
参加費:400円(茶菓子代として。別途多摩六都科学館入館料520円が必要。)
参加申込はこちら(多摩六都科学館ホームページ)から。
内容:結び目の不思議な世界へようこそ!このトークでは、ノートに手描
結び目の違いを見分ける方法を探りましょう。例えば三葉結び目が
結び目から始めて数学の魅力、発見してみませんか?
講師略歴:
2022年よりKavli IPMU特任研究員。専門は数学。
日時:2024年7月20日(土) 17:10-18:50
会場:多摩六都科学館、サイエンスエッグ
「最新の宇宙論: 宇宙を広く見たら銀河はどう散らばってる?」
講 師:アンジェラ・チェン(Kavli IPMU特任研究員)
対 象:中学生以上(*内容は高校生以上相当です。使用言語は英語で、通訳はありません。)
定 員:60名(先着順。6/20申込開始。)
参加費:無料(※別途多摩六都科学館入館料520円が必要。)
参加申込はこちら(多摩六都科学館ホームページ)から。
内容:宇宙論は、天文学と素粒子物理学から生まれた、現在ホットな新分野です。この分野で研究されているトピックには例えば、我々の宇宙は何でできているのか、どのように始まり、どこへ行くのか、などいくつも魅力的なものがあります。
この講演では、まず「ラムダCDMモデル」を紹介します。「ラムダCDMモデル」はこれまでに行われてきた宇宙についての観測結果を、最も包括的に説明するモデルです。
その上で、宇宙マイクロ波背景放射や天体など、宇宙についての情報を運ぶ複数の運び手(メッセンジャー)を用いた、広視野摂動統計測定を紹介します。
最後に、私がこういった測定結果を用いて、どのように宇宙の特性を調べているのか-例えば、暗黒物質がどの程度安定しているのか、重力が形成した構造をバリオンフィードバックがどのようにかき混ぜているのか、を紹介します。
講師略歴:
2021年よりKavli IPMU特任研究員。専門は宇宙論。