2026年9月29日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU, WPI)
概要
2026年10月23日 (金)、24日 (土) の2日間、東京大学柏キャンパス一般公開を開催します。
- 開催日時:2026年10月23日(金)- 24日(土)10時~16時30分
- 場所:東京大学柏キャンパス
- 交通:つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅から、無料シャトルバスを運行します。
- 参加費等:無料
- 東京大学柏キャンパス2026のご案内
※キャンパス内の駐車場は使用できません。公共交通機関・無料シャトルバス・自転車(駐輪場有り)等でお越しください。
Kavli IPMUでの催し
今年はハイブリッド開催となり、一部コンテンツはライブ配信/アーカイブ配信(11月3日まで)を行います。
※配信画面は準備が出来次第、こちらの一般公開告知ページに掲載いたします。
講演「太古の光「CMB」から探る宇宙の最前線」
- 日時:23日(金)13:00-14:00
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます) / ライブ配信&アーカイブ配信あり
- 講演者:並河 俊弥
- 職名:カブリ数物連携宇宙研究機構 特任准教授
- 講演概要:
宇宙はどのように始まり、どのように現在の姿になったのでしょうか。その手がかりを今に伝えているのが、宇宙誕生から約38万年後に放たれた「宇宙マイクロ波背景放射(CMB)」です。宇宙最古の光とも呼ばれるCMBには、誕生間もない宇宙のわずかな「ゆらぎ」が刻み込まれており、その精密な観測から、宇宙の年齢や組成、銀河や星が生まれるもととなった構造の起源など、さまざまなことが明らかになってきました。
そして現在、CMBの「偏光」をはじめとするさらに微かな信号を捉えることで、宇宙のごく初期に何が起きたのか、新たな素粒子や未知の物理が宇宙に隠れていないかを探る研究が進んでいます。
本講演では、CMBとはどのような光なのかというところから出発し、私たちが観測できている現在のCMB地図や、そこからどのように宇宙を読み解いているのか、そして最新の観測によってどこまで宇宙の謎に迫ろうとしているのかを紹介します。
講演 一般公開2026 特別講演会「すばる望遠鏡に搭載した2400の瞳 -宇宙の進化と運命を探る-」の同時中継配信
- 所要時間:90分
- 日時:24日 (土) 13:00-14:30
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます)
※Kavli IPMUの1階大講義室は、本会場で行われている特別講演会の様子を同時中継でご覧頂ける会場です。
東京大学柏キャンパス一般公開2026ウェブサイトからご自身の端末等での視聴も可能 (事前申込み不要)です。
※なお、本会場 (東京大学柏キャンパスFSホール)での講演を頂く場合には事前申込みが必要です。
東京大学柏キャンパス一般公開2026の特別講演会のページからお申込み下さい。 (10月12日申込締切、10月14日頃当落通知予定)
- 講演者:村山 斉
- 職名:カブリ数物連携宇宙研究機構 教授 / 東京大学特別教授 / PFS プロジェクト主任研究者
- 講演概要:
「宇宙はどうやってはじまったのか?」「宇宙に終わりはあるのか?」「なぜ宇宙に私たちが存在しているのか?」人類は昔から宇宙に対して多くの疑問を持ち、その一端を探ろうと研究を続けてきました。現在では、宇宙の約95%という大部分を光を放たない正体不明の「ダークマター (暗黒物質)」と宇宙を再び加速膨張させている謎の「ダークエネルギー (暗黒エネルギー)」が占めていることがわかっています。ダークマターとダークエネルギーの研究を進めれば、宇宙がこれまでどのように進化し、これからどのような運命を辿ろうとしているかが明らかにできるとされていて、そのためには人間の国勢調査のように、広い夜空の領域で大量の銀河や天体を観測し宇宙の全体的な変化の傾向を知ることが必要です。その時に有力な鍵となるのが、光を波長ごとに分けて調べる「分光」という手法です。ハワイのマウナケア山頂域にある「すばる望遠鏡」に新たに搭載された超広視野多体分光器 PFS (ハワイ語名:Ōnohiʻula 「オーノヒウラ」)は、満月7個分相当の広大な視野内に搭載された約2400本の光ファイバー(2400の瞳)を高精度に制御し、一度に最大2400個もの銀河や天体の光を同時にとらえ、広い波長域を約4000色に分けて分光観測を行う、という世界最新鋭の装置です。観測開始までは幾多の苦難がありましたが、15年を経た2025年2月より本格観測が始まっています。
PFSによって、これまでとは比べものにならないスピードと量の観測が行われ、ダークマターの正体やダークエネルギーの謎、さらには銀河の進化の様子が解き明かされようとしています。本講演では、PFSの「2400の瞳」が切り拓く宇宙研究の最前線について紹介します。
小学生向け 講演「手のひらのうえの虹 (にじ)」
- 日時:24日(土)11:00-11:40
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます) / ライブ配信&アーカイブ配信あり
- 講演者:林 左絵子
- 職名:カブリ数物連携宇宙研究機構 特任教授
- 講演概要:
みなさん、さいきんどこかで虹を見ましたか?広くみわたせるところなら、雨がやんだあとにお日さまとはんたいの方向に見えるでしょう。朝のにわの葉っぱにたまったしずくとか、学校に行くとちゅうの道の水たまりとか。虹がどうして見えるのか、それがお日さまとどうかかわるのか。手のひらのうえで虹を見られるしかけを使いながら、いっしょに考えてみましょう。虹をしらべる大きなしかけが、すばる望遠鏡にあります。それはお日さまじゃなく、遠くの星 (ほし) や銀河 (ぎんが) からの光をしらべることに使われています。どんなことがわかるのかな。最近のニュースもご紹介します。
SPARK! Ask an Overseas Scientist

Kavli IPMU で働く海外出身の若手研究者達が、研究や日本での生活のことなど、英語でお話しします。
- 日時:23日(金)11:00-12:00
- 出演:Kevin Mc Carthy (Kavli IPMU 特任研究員) / Andrew Santos (Kavli IPMU 特任研究員)
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます) / ライブ配信&アーカイブ配信あり
サイエンス温泉

イギリスが発祥とされる"サイエンスカフェ"。日本式に翻案して"サイエンス温泉"を試みます。ちょっと固めのおはなしを、ゆるい雰囲気の中でしてみませんか?
- 日時:24日(土)15:30-16:30
- 出演:古屋 圭一朗 (Kavli IPMU 特任研究員) / 須藤 輝彦 (東京大学大学院人文社会系研究科文学部助教)
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます) / ライブ配信&アーカイブ配信あり
いけばなを使った数学体験!
- 日時:24日(土)11:00-12:00
- 場所:1階 セミナールームB (※ 整理券配布は10時から1階受付にて)
- 講演者:伊藤 由佳理
- 職名:カブリ数物連携宇宙研究機構 教授 / 小原流一級家元専科教授
- 概要:
日本の伝統文化でもある「いけばな」は、四季折々の樹木や草花の様子を家の中に再現する芸術です。いけばなのお稽古では、まず「型」を学びます。それは長い時間をかけて完成されたものですが、日本人が美しいと感じる形であり、数学的に表現することもできます。この講演会では、いけばなの歴史や、いけばなの初歩的な「型」を紹介し、「次元」についての体験をお楽しみ頂きたいです。

「曲面の秘密ーマリアムの魔法の杖」上映会
数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞。映画「曲面の秘密ーマリアムの魔法の杖」は、2014年にイラン人としてそして女性として初めてフィールズ賞を受賞した数学者ミルザハニ氏をフィーチャーしたドキュメンタリー映画です。イランにおける数学教育や女性で数学者であることについて、そして数学界に多大な影響を及ぼし、時に「魔法の杖」と称される彼女の数学について紹介されます。(credit: zala films)
- 日時:23日(金)15:00-16:00
- 場所:1階大講義室 (※当日先着順, 満員の場合には入場をお断りすることがございます) / ライブ配信(アーカイブ配信はなし)
最先端の研究の現場を見てみよう!「Kavli IPMU 研究棟見学ツアー」
2011年建築学会賞、2012年 BCS 賞を 受賞した研究棟には研究分野や国籍を超えて研究者が交流できる仕掛けがいっぱい。最先端の研究を生み出す Kavli IPMU の研究現場の雰囲気を感じてください。
- 所要時間:30分~40分程度
- 日時:
- 23日(金):1回目11:00-, 2回目 12:30-, 3回目 14:30-, 4回目 15:30
- 24日(土):1回目11:00-, 2回目 12:30-, 3回目 13:15-, 4回目 14:00-, 5回目 15:00-, 6回目 15:45
- 場所:1階受付
- 各回20名。整理券は当日分を1階受付にて配布します。(先着順)
※14時以前開催回は10時より整理券配布。14時以降開催回は12時より整理券配布します。

Kavli IPMU の実験室をのぞいてみよう!
Kavli IPMU棟1階にある実験室を公開します。普段、どのような研究が行われているのでしょうか?
- 日時:両日 10:00-16:30
- 場所:1階実験室B

Kavli IPMU 研究紹介
Kavli IPMUの研究活動を、パネル展示等で教員や大学院生らが解説します。
- 日時:両日 10:00-16:30
- 場所:1階セミナールーム A
※Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム, HSC)の模擬鏡筒はKavli IPMU棟前、HSCで撮影された画像写真パネルは1階奥、Belle II 実験のシリコンバーテックス検出器 (SVD) の展示は1階入口入ってすぐ

Kavli IPMU スタンプラリー
Kavli IPMU棟の1階にあるスタンプを押して回ってみよう。何が出てくるかな?
- 日時:両日 10:00-16:30
- 場所:1階

マジックスクリーンを作ろう!
自分の好きな絵を描いて、マジックスクリーン工作をしてみよう!
- 所要時間:30分
- 日時
- 23日(金):1回目11:30-, 2回目 14:00-
- 24日(土):1回目13:00-, 2回目 15:30-
- 場所:1階 セミナールームB
- 各回10名。整理券は1階受付にて10時から配布します。(先着順)
※単独参加の場合は小学生以上 (未就学児もご参加いただけますが、必ず保護者立ち会いでお願いします)
数学パズル
図形で空間を埋めつくしてみよう!どんな模様があらわれるかな?規則性がみつかるかな?
- 所要時間:10分
- 日時:両日 終日
- 場所:1階セミナールーム A






