サー・アンソニー・J・レゲット氏(イリノイ大学教授)への東京大学名誉博士号授与式が下記の通り決まりました。
日時:3月12日(金) 15:00~16:30 (14:00開場)
場所:理学部1号館小柴ホール
参加無料、事前申込不要、同時通訳なし
超流動ヘリウム3の黎明期 ―― ある理論家の回想
イリノイ大学アーバナ・シャンペン校
サー・アンソニー・ジェームス・レゲット (Sir Anthony James Leggett)
レゲット教授は、液体ヘリウム3の超流動現象を理論的に解明した功績により、2003年度のノーベル物理学賞を受賞しています。冷却原子気体のボース・アインシュタイン凝縮も含めた超流動の研究分野における世界の第一人者であり、シュレーディンガーの猫状態など量子力学の基礎問題の研究でも世界的に著名です。若き日には客員教授として東京大学の教壇にも立っています。本学だけでなく我が国の学術文化、とくに物理学の発展と教育への顕著な貢献に対し、この度、東京大学よりレゲット教授に名誉博士称号を授与することになりました。
なお、記念講演会終了後(16:45~17:30)、小柴ホール・ホワイエにおいてレゲット教授と学生及び若手研究者等による「ティータイム・ディスカッション(理学系研究科とIPMUの共催)」を行います。
詳細はこちら
お問い合わせ:
東京大学本部総務グループ
03-5841-2012