超新星爆発の形、実はでこぼこ?--すばる望遠鏡で迫る超新星爆発のメカニズム--

2012年8月3日

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(略称:Kavli IPMU)

国立天文台の田中雅臣助教(前IPMU特任研究員)、広島大学の川端弘治准教授、国立天文台 の服部尭研究員、Kavli IPMUの前田啓一特任助教、野本憲一特任教授らの研究グループはすばる望遠鏡を用いた観測により、大質量星が一生の最期に起こす「超新星爆発」が でこぼこした3次元構造をもっていることを明らかにしました。
この研究は、超新星爆発の形状を探る道を新たに開くもので、 長年にわたる謎である爆発のメカニズムを解明する糸口となることが期待されます。

なお、この研究成果は米国の天体物理学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」の 2012年7月20日号に掲載されました。

詳しくは国立天文台すばる望遠鏡のホームページをご覧ください。

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