2012年12月27日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
京都大学、東京大学カブリIPMU、国立天文台、愛媛大学、シドニー大学の研究グループは、爆発的星形成銀河 M82 からの爆風波として飛び出したガスが、M82 銀河本体から約4万光年も離れた「M82 の帽子」と呼ばれるガス雲に衝突して光っていることを、すばる望遠鏡による観測から突き止めました。今回の研究成果によって、銀河とその周辺環境がダイナミックに進化してきたことが明らかになりました。すばる望遠鏡の大集光力と空間分解能の高さを生かした研究成果です。
この研究成果は、2012年12月10日に発行された天文学誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載されました (Matsubayashi et al. 2012, The Astrophysical Journal, 761, 55)。
詳しくは国立天文台すばる望遠鏡のホームページをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
研究内容に関するお問い合わせ
菅井 肇 (Kavli IPMU特任准教授、京都三次元分光器第2号機研究グループリーダー)
Email: hajime.sugai◎ipmu.jp
報道対応
大林由尚/土方智美(Kavli IPMU広報担当)
Email: press◎ipmu.jp
TEL: 04-7136-5974 / 5977
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