村山機構長を副ディレクターにリニアコライダー・コラボレーション発足

2013年2月22日

世界の最も技術的に成熟した素粒子物理プロジェクト、国際リニアコライダー (ILC) と、コンパクト・リニアコライダー (CLIC) の研究グループが、本日公式に一つの組織に統合されました。新たに設立された「リニアコライダー・コラボレーション (LCC)」は、欧州合同原子核研究機関 (CERN) の大型ハドロンコライダー (LHC) 実験を補完する、国際的な直線型衝突加速器の実現に向けた活動の調整と推進を担います。LHCおよびリニアコライダーで行われる実験は、宇宙の謎を解明し、究極的な理解を深めることに役立つものです。

LCCは、前LHCプロジェクト・マネジャーのリン・エバンス氏が率います。また、LCCの副ディレクターには、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉機構長が就任しました。

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