6月6日 天文学者によるライブ解説 「宇宙の重力レンズを探せ!」

2013年6月4日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

〜重力レンズでゆがんだ銀河を、見つけてみませんか?〜

日本時間6月6日午前6時00分〜6時30分、Kavli IPMUのAnupreeta More(アヌプリータ・モレ)研究員をはじめとする天文学者のチームが、市民参加型銀河探索プロジェクト「Space Warps」について、Google Hangoutを使ったインターネットライブ中継で解説、皆様からの質問にもお答えします。

Space Warpsプロジェクトでは、銀河や銀河団の重力で宇宙空間がゆがめられることで、さらに遠方の銀河の像がゆがんだり、光が強められたりする「重力レンズ」効果を受けている銀河を、世界中の宇宙愛好家の皆様の力を借りて探し出し、最先端の研究に利用します。探索への参加には望遠鏡は要りません。インターネットに接続されたパソコンがあれば良いのです。(参考:Space Warpsのニュースリリース

今回のライブ解説では、最先端の研究に携わる天文学者が、宇宙の蜃気楼とも呼ばれる美しい重力レンズ天体の探索について解説します。また、遠方銀河の探索や、それらの観測からどのように宇宙の謎を解明してゆくのか、など、皆様から寄せられた質問にリアルタイムで回答する予定です。ライブ中継終了後は、録画中継をご覧頂けます。

※ 本イベント "The Hunt for Distant Galaxies" は、米国カブリ財団が運営します。

※ 解説、質問、回答などはすべて英語で行われます。

日時:2013年6月6日午前6時00分〜6時30分(日本時間)
アクセス方法:http://www.kavlifoundation.org/science-spotlights/spotlight-live-hunt-space-warps または、下の画像をクリックして下さい。

参加者:

  • アヌプリータ・モレ(Anupreeta More)Space Warps 共同代表者、東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 学振特別研究員
  • フィリップ・マーシャル(Philip Marshall)スタンフォード大、SLAC国立加速器研究所 カブリ素粒子天文学・宇宙論研究所(KIPAC)研究員
  • アルフォン・スミス(Arfon  Smith)シカゴ・アドラープラネタリウム 市民科学ディレクター、Zooniverse 技術主任 (www.zooniverse.org).

質問方法:

ライブ中継中、もしくは事前に、電子メール: info@kavlifoundation.org および ツイッター (ハッシュタグ #KavliAstro)にて受け付けます(英語)。

関連ニュースリリース:

宇宙の重力レンズを探せ!Space Warpsプロジェクト始動、参加者募集」 -- 2013年5月8日 Kavli IPMU

お問い合わせ先:

Kavli IPMU 広報担当
大林 由尚 / 土方 智美
電話: 04-7136-5974 / 5977
E-mail: press@ipmu.jp