2013年10月29日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構
講演会ちらし 2013年12月1日(日)、東京大学本郷キャンパスの小柴ホールにおいて今回で9回目を迎える東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)と東京大学宇宙線研究所(ICRR)との合同一般講演会「宇宙をひもとく」を開催します。参加には申込が必要です。皆様のご参加をお待ちしております。
国立大学フェスタ2013
第9回 カブリ数物連携宇宙研究機構・宇宙線研究所合同一般講演会
「宇宙をひもとく」
日 時:
2013年12月1日(日)
13:00〜16:00(12:30開場)
場 所:東京大学本郷キャンパス 理学部1号館2階 小柴ホール
定 員:170名(要事前申込、2013年11月15日締切)
参加費:無料
対 象:中学生以上
主 催:
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、
東京大学宇宙線研究所
【プログラム】
「超新星で探る宇宙の進化」
講 師:野本 憲一(のもと けんいち)
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員・特任教授
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、茨城大学助手、東京大学教養学部助教授、理学系研究科教授などを経て現職。1989年仁科記念賞、1995年日本学士院賞、2010年パリ天体物理学研究所メダル受賞。
講演概要:
最近、ベテルギウスがいつ超新星爆発を起こすかが関心をよんでいます。本講演では、どのような星が、いつ、どのようにして、超新星という大爆発を起こすのか、そして、この超新星の途方もなく明るい輝きを手がかりに、研究者がどのように、この宇宙に存在する多種多様な物質のルーツを探ってきたのか、さらには、いかにして謎の「ダークエネルギー」の存在を探り当ててきたのかについて紹介します。
「素粒子標準模型とヒッグス粒子」
講 師:伊部 昌宏(いべ まさひろ)
東京大学宇宙線研究所准教授 (カブリ数物連携宇宙研究機構科学研究員を併任)
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、スタンフォード国立加速器研究所(SLAC)研究員、カリフォルニア大学アーバイン校研究員、東京大学理学系研究科助教等を経て現職。2011年度素粒子メダル奨励賞受賞。
講演概要:
2012年にヒッグス粒子が発見され、今年みごとノーベル物理学賞に輝きました。ヒッグス粒子は素粒子の標準模型において「質量の起源」を与えるとても重要な粒子で、この発見は素粒子物理にとって非常に大きな意味を持っています。本講演ではヒッグス粒子が何故「質量の起源」と考えられているのか?ということについて素粒子標準模型の成り立ちを解説しながらお話したいと思います。
インターネット応募フォームよりお申し込みください。応募期間は終了しました。
応募締切:2013年11月15日(金)必着
決定通知:
応募者多数の場合は抽選となります。抽選結果は当落に関わらず11月20日(水)までに通知します。
会場案内:
東京大学本郷キャンパス 理学部1号館2階 小柴ホール
東京都文京区本郷7−3−1
●東京メトロ千代田線 「根津」駅から徒歩10分
●東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線 「本郷三丁目」駅から徒歩15分
●東京メトロ南北線 「東大前」駅から徒歩6分
小柴ホール案内図はこちら
問合せ先:
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 広報アウトリーチ担当
電話: 04-7136-5974
e-mail: koukai-kouza_at_ipmu.jp (_at_を@に変えて送信してください)