山本一太科学技術政策担当大臣がKavli IPMUを視察

2013年11月20日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

山本一太科学技術政策担当大臣が11月20日、東京大学柏キャンパスの国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)を視察されました。

大臣は村山機構長による最先端研究開発支援プログラム(FIRST)SuMIRe (すみれ, Subaru Measurement of Images and Redshifts )プロジェクトの説明、アレクシー・レオートー特任助教による暗黒物質研究の説明を受けられたあと、TV会議で接続された海外の研究拠点であるプリンストン大学、ハワイすばる望遠鏡、NASA JPL(ジェット推進研究所)の担当者からの研究説明を受けられました。

これに先立ち、大臣は折しも大講義室で開催されていたCERN (欧州原子核研究所)ファビオラ・ジァノッティ氏によるヒッグス粒子発見に関するセミナーをご覧になり、またクリーンルームで進められているBelle II (ベルツー)実験用半導体検出器の製作状況も視察されました。

その後、藤原交流広場における研究者全員参加のティータイムに参加、多くの研究者と歓談され、外国人研究者が多く在籍する当機構で世界最先端の研究が行われていることについて、感銘を受けられたご様子でした。

山本大臣(左)にSuMIReプロジェクトについて説明する村山機構長(右端)山本大臣(左)にSuMIReプロジェクトについて説明する村山機構長(右端)

アレクシー・レオートー特任助教による暗黒物質研究の説明アレクシー・レオートー特任助教による暗黒物質研究の説明

プリンストン大学とのビデオ会議を通した談議プリンストン大学とのビデオ会議を通した談議 樋口特任准教授(奥)が半導体検出器の製作について説明樋口特任准教授(奥)が半導体検出器の製作について説明 ティータイムにて研究者と歓談ティータイムにて研究者と歓談