8/2 オンライン開催, ファンダメンタルズ トーク vol.01 数学ー日常とは異なった対象との触れ方について

2020年7月21日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)

2020年8月2日、Kavli IPMUは、科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会と共に、「数学ー日常とは異なった対象との触れ方について」と題し、オンライントークを実施します。これは、2月に予定していた「a work shop 基底で考える-科学・哲学・芸術」(新型コロナ拡大の影響で中止)の数学パートのみを取り出したものです。
また、来年6月に予定されている、最先端科学を中心とした分野の研究者と現代の美術を中心とした作家が出会うためのイベント「ファンダメンタルズ バザール」に、先行して行う10回連続のオンラインセミナー「ファンダメンタルズ トーク」の第1回目となります。そのためプログラム冒頭には主に「ファンダメンタルズバザール」に参加を検討している方に向けたイベントの企画説明と質疑の時間を設けています。
お時間都合がつきましたら是非ご視聴ください。


スピーカー

戸田幸伸(Kavli IPMU 主任研究者/教授)
東京大学大学院数理科学研究科博士課程にて学位取得後、2008年1月から Kavli IPMU 特任助教。同特任准教授、准教授を経て2017年4月から主任研究者。同年7月から同教授(主任研究者と兼任)。2012年度幾何学賞、2014年度数学会春季賞、第11回日本学術振興会賞を受賞。専門は代数幾何学。

モデレータ:坪井 あや(Kavli IPMU 広報)


テーマ

「数学ー日常とは異なった対象との触れ方について」

数学、及び美術は日常生活において触れるのとは異なったそして極端な形で対象を扱っているように思われます。両者においては、本質的に、あるいは先鋭的に、厳密に対象を扱っているように思われます。 一方で、日常生活における通常の対象の扱いには、何かが決定的に欠如しているようにも思われます。 言い換えれば、数学や美術において対象と触れるようなやり方で対象と触れることで得られるような何かに全く触れることができないことが普通である=社会実装されていないという状態は、人という種にとって本来普通であってはならないのではないでしょうか。
数学者に、普段触れている対象について実体験のお話を伺います。


概要

タイトル: ファンダメンタルズ トーク vol.01 数学ー日常とは異なった対象との触れ方について
日 時:    2020年8月2日 13:00-  (90分程度)
会 場:    オンライン開催(JACST 隣接領域と連携した広報業務部会 Youtubeチャンネル
対 象:    現代の美術に携わる方々、最先端科学を中心とした分野の研究者、中高生/大人
参加費:    無料
定 員:    なし
申 込:    なし
主 催:    科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会
共 催:    東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
協 力:  大阪大学理学部
問合せ:    Email: contact_at_fundamentalz.jp(JACST 隣接領域と連携した広報業務部会) 
*_at_を@に変えてお送りください


プログラム(暫定)

13:00-13:05 イントロダクション
13:05-13:15 「ファンダメンタルズ バザール」趣旨説明と質疑
13:15-13:35 スピーカーによる研究紹介
13:35-14:15 モデレータによるヒアリング
14:15-14:30 質疑
*当日の状況により、時間は前後する可能性があります


Kavli IPMU ×(かける)コレクション とは

基礎科学/純粋科学に分類されるKavli IPMUの研究者と他分野の専門家との交流を試みるシリーズです。これまでのイベントはこちら