11月14日、国立大学フェスタ2010 第4回数物連携宇宙研究機構・宇宙線研究所 合同一般講演会「宇宙を旅する」

 数物連携宇宙研究機構(IPMU)は宇宙線研究所(ICRR)と合同で、今回4度目となる合同一般講演会を開催いたします。

概要

  • 日時:2010年11月14日(日)13:00 - 16:00 (12:00 開場)
  • 場所:東京大学 本郷キャンパス 理学部 小柴ホール
  • 定員:170名 (事前申込制)
  • 参加費:無料
  • 対象:中学生以上
  • お申し込み:Webフォームでの申し込み。(締め切りました)
  • 応募締切:2010年11月2日(火)17時必着 → 5日(金)17時までに延長しました。
  • 決定通知:応募多数の場合、抽選となります。当落の通知は詳細とともに11月5日(金)頃ご連絡いたします。
  • 講師:
    • 数物連携宇宙研究機構 特任准教授 向山信治
    • 宇宙線研究所 特任助教 宮原ひろ子
  • 主催:
    • 数物連携宇宙研究機構(IPMU)
    • 宇宙線研究所(ICRR)
  • 問い合わせ先:
    • 数物連携宇宙研究機構 広報担当
    • TEL:04 - 7136 - 5977
    • E-mail:koukai-kouza _at_ ipmu.jp(_at_をatマークに変換して送信してください)

プログラム


 

向山信治特任准教授向山信治特任准教授

13:00 - 14:00 向山信治特任准教授 

講演+質疑応答

「四次元をこえる宇宙」

私たちの宇宙には、次元が4つあります。縦・横・高さを表す3つの空間次元と、もう1つは時間です。では、他に次元はないのでしょうか?いえ、私たちには見えないだけで、もしかするとあるのかも知れません。本講演では、アインシュタインの相対性理論や最新の超ひも理論のお話を交えながら、4次元をこえる世界をご案内します。

 


プロフィール:向山信治(むこうやましんじ)(東京大学数物連携宇宙研究機構 特任准教授・理学博士)

1971年生まれ。京都大学 大学院博士課程終了後、1999年ビクトリア大学博士研究員、2001年ハーバード大 学博士研究員、2004年東京大学助手などを経て2008年より現職。日本物理学会若 手奨励賞を受賞。 


宮原ひろ子特任助教宮原ひろ子特任助教

 14:20 - 15:20 宮原ひろ子特任助教 

講演+質疑応答

「宇宙の天気と地球の天気」

地球の気候は、ダイナミックに変化する宇宙の影響を受けています。身近な例では、太陽活動の変化によって、太陽からの放射や磁場が変化し、地球や地球周辺の環境が影響を受けます。そして最近の研究では、宇宙線量の変化が地球の気候に影響している可能性があることも分かってきました。本講演では、このような宇宙と地球の関わりについて、最新の研究成果をご紹介します。

 

プロフィール:宮原ひろ子(みやはらひろこ) (東京大学宇宙線研究所 特任助教・博士(理学))

1978年生まれ。名古屋大学 大学院博士課程修了後、2005年より名古屋大学、米航空宇宙局、東京大学にて 日本学術振興会特別研究員。2008年より現職。2008年、地球化学研究協会奨励賞を受賞。


15:20 - 16:00 講演者との懇談