2013年度東京大学業務改革総長賞受賞

2013年12月24日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の事務部門教職員12名のワーキンググループは、「英語版安全教育ビデオと確認テストのWeb配信による外国人研究員・学生への安全教育の徹底」の成果により、2013年度業務改革総長賞を受賞しました。

業務改革総長賞は、東京大学業務改革推進室が、教職員から業務改革のアイディアや各部署での業務改革成果を募集し、その中で特に優れたものを表彰するものです。

Kavli IPMUでは、外国人研究員・学生向けに独自の「安全教育ビデオ」を英語で作成しました。このビデオをWebサイトに掲載し、採用、受け入れと同時にオンラインで学習し、確認テストを受ける事義務づけました。このことにより、安全教育の徹底、外国人研究員・学生へのサービス向上、事務職員の業務負担の軽減などの成果を挙げた事が高く評価され、今回の受賞となりました。

表彰式は12月20日(金)、東京大学本郷キャンパスの伊藤謝恩ホールにて行われ、Kavli IPMUをはじめとする5つのグループが東京大学総長、理事から表彰されました。ワーキンググループ代表の田村利恵子特任専門職員は、「東日本大震災後、外国人研究員への安全教育を何とかしなければとの強い思いを抱いていました。それが具体的な形となり、運用され、その結果、業務改革総長賞として評価していただいた事を大変うれしく思います。Teaching から Learning への具体的な成功例として、私達の業務改革が学内で利用・活用されていく事を願っております。」と述べています。

濱田総長から表彰状を受け取る田村ワーキンググループ代表(中央)濱田総長から表彰状を受け取る田村ワーキンググループ代表(中央) 業務改革についてのプレゼンテーション業務改革についてのプレゼンテーション 濱田総長(前列中央)、前田理事(前列右から3人目)、他の受賞者らと濱田総長(前列中央)、前田理事(前列右から3人目)、他の受賞者らと