2016年度 東京大学業務改革特別賞受賞

2016年12月20日
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
 

カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の事務部門 国際交流係・研究者支援チームの田村利恵子特任専門職員を代表とするKavli IPMU事務職員20名からなるチームは「大学グローバル化への Win-Win プロジェクト」の成果により、2016年度東京大学業務改革特別賞を受賞しました。

業務改革特別賞は、東京大学業務改革推進室が教職員から業務改革のアイディアや各部署での業務改革成果を募集し、その中で特に優れたものを表彰する業務改革総長賞の枠組みに属する賞の1つです。

Kavli IPMU では「ランチタイム英語研修」と「Language Exchange with IPMU Researcher」の取組みを企画・実施しました。この取組みにより、事務職員の英語能力の底上げを図ることができ、英語対応業務が特定の職員に偏っていたという非効率の改善に繋がりました。さらには、「Language Exchange with IPMU Researcher」は、Kavli IPMU に所属する外国人研究者等と共に行うプログラムであり研究者らにとっては日本語能力の向上や日本文化を知る機会となることから、事務職員にも外国人研究者等にも Win-Win のプロジェクトです。こうした点が評価され、今回の受賞となりました。

表彰式は12月16日(金)に東京大学本郷キャンパスの安田講堂にて行われ、Kavli IPMU のチームを含む5つのグループが東京大学総長、理事から表彰されました。

Kavli IPMU の田村利恵子特任専門職員は、「今回の取り組みは、日本人職員が外国人研究員や留学生と課題を一緒に取り組む事で、通学時間も受講料も掛けずに英語を話さなければならない状況を提供し、1対1で外国人と話すことに慣れる事、事務職員と研究員や先生とのコミュニケーションを良くする事を目的とした新しい形の Language Exchange Program です。特別賞を受賞したことでこの Win-Win のプロジェクトが広く大学内に広がっていくことを期待します!」と述べています。