2014年8月18日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構（Kavli IPMU）
 山本一太内閣府特命担当大臣と大栗博司Kavli IPMU主任研究員。Caltech初代学長ロバート・ミリカン胸像前にて。 |
 Caltechの教授陣との昼食会 |
 日本人大学院生や博士研究員との懇談会 |
山本一太内閣府特命担当大臣（科学技術政策 宇宙政策 沖縄及び北方対策）が、2014年7月22日にカリフォルニア工科大学（Caltech）を訪問され、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構（Kavli IPMU）の大栗博司（おおぐり ひろし）主任研究員の研究室などを視察されました。大栗主任研究員は、Caltechのカブリ冠教授で、同大学に設置されたウォルター・バーク理論物理学研究所の所長でもあります。
山本大臣は、大栗主任研究員と懇談されたほか、トーマス・ローゼンバウム（Thomas Rosenbaum）学長と面談され、Caltechの教授陣との昼食会、日本人研究員や大学院生との懇談会などに参加され、大型低温重力波望遠鏡LIGOの研究施設やCaltechの一部門であるジェット推進研究所（JPL）も訪問されました。JPLは惑星探査機ボイジャーや火星探査用自立型ロボットのキュリオシティをはじめとするアメリカ合衆国の主要な宇宙探査計画を担ってきた研究所です。
教授陣との昼食会では、Caltechのリチャード・エリス（Richard Ellis）教授が、SuMIRe（すみれ）計画について紹介しました。SuMIRe計画は暗黒物質と暗黒エネルギーの正体解明を目指すプロジェクトで、村山斉（むらやまひとし）Kavli IPMU機構長が研究代表者をつとめてきました。
山本大臣は日本帰国後の記者会見で、Caltechご訪問についても言及されるなど、Caltechの研究活動に強い関心を持たれたご様子でした。
関連リンク
・山本大臣内閣府特命担当大臣記者会見要旨
（平成26年7月25日）
・大栗博司教授のホームページ（日本語版）
・SuMIReプロジェクト ウェブページ