Christian Schnell 客員上級科学研究員がアメリカ数学会フェローに選出

2024年1月16日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(WPI-Kavli IPMU)

 

Kavli IPMU 客員上級科学研究員の Christian Schnell (クリスチャン・シュネル) 氏(Credit:Christian Schnell)

米国ストーニーブルック大学教授で東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (WPI-Kavli IPMU)客員上級科学研究員のChristian Schnell (クリスチャン・シュネル) 氏がアメリカ数学会 (American Mathematical Society, AMS) の2024年フェローの一人に選ばれました。

AMSは、1888年に設立された組織で、数学研究と学術の利益を促進し、出版物、会議、提言活動、その他のプログラムを通じて国内および国際的なコミュニティに貢献するため活動しています。2012年より開始したフェロープログラムでは、数学の新分野の創設、発展、振興、他分野との連携、活用などへの顕著な貢献によりフェローに選出された研究者が、数学の発展のための牽引役、数学会の会長および評議会への助言役、新たなフェローの選出役などを担います。

Schnell 氏は、2011年から2012年まで特任研究員としてKavli IPMUに在籍しており、現在は Kavli IPMU に客員上級研究員として所属。幾何学と複素代数多様体のトポロジーを研究しており、中でも特に normal function とホッジゼロ点に関するホッジ理論と混合ホッジモジュールの応用に焦点を当てて研究を行なっています。
 

AMS フェローに選出されたことについて Schnell 氏は次のように述べています。
 

「AMS フェローに選出されたことを大変光栄に思います。特に同僚の Rob Lazarsfeld 氏には、継続的なアドバイスを頂くなど長年にわたるサポートに感謝しています。ストーニーブルック大学に行く以前、私は IPMU (当時は単に IPMU と呼ばれていました) で1年間ポスドクとして過ごしましたが、いろいろな意味で、私の人生で最高の一年と言える経験でした。興味深い人々が沢山おり、素晴らしいスタッフに恵まれ、そして何よりも数学的研究について考える時間が多くありました。実際、私のお気に入りの論文のうち2つは、当時 IPMU で行った研究が基になっています。」


関連リンク
2024 Class of Fellows of the AMS
Fellows of the AMS

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